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イイ:オブジェ:シリーズ no.19
四年振りに復活しました。イイオブジェシリーズです。

復活のきっかけは、と或る一本の古い電柱でした。

駅に行く途中の商店街の一角に、非常に渋い電柱がありました。
今は、コンクリートで出来ている無機質な電柱も、昔は木で作られていたようで、
近くで見るとカワイイ木目やフシもあり、錆びたパネルや、落書きや様々な傷に、
深い味わいを感じさせる、素晴らしいヴィンテージな電柱でした。

周りの木で出来た電柱は、とっくに撤去されていましたが、そこだけ
何かの理由があったのでしょう。
とっくに、電線を支える電柱としての役割を終えているにも関わらず、
なぜかそのまま残されていたのです。

ぼくは、その場所を通るたびに、「なんと美しい電柱だろう。」と
しげしげと眺め、ため息をつき、時には話しかけ、
まるで長年の友のように、会うのを楽しみにしていたのです。

ところがです。

ある日突然、友は姿を消しました。いや、完全に撤去されたなら
諦めも付きますが、隣接する塀の高さに揃えて、中途半端にゴリゴリと切られ、
おまけに、スカイブルーのウレタン塗装液を、塀と同じ色にべたべたと下品に
厚く塗られて、まるで塀の一部のように、無理やり同化させられていたのです。

ぼくは、持っていたディスク・ユニオンの袋を落とし、
友の変わり果てた姿を呆然と見つめました。
そして、「こんなに早くお別れが来ると分かっていれば、せめて一緒に
記念撮影でもしておけばよかった.....。」と、何日も悔やみました。

このシリーズを休んでいる間にも、世の中から消えてゆくオブジェたち。
このままでは、素晴らしい友たちが、人知れず次々に消えて行く。
僕は再び、シリーズの再開を決心しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい、前置きが長くなりましたが、今日はこのイイ・オブジェです。



「看板付きの電灯」でしょうか。あるいは「照明付き看板」なのかもしれません。
もちろん、電球は外され、電気は繋がってません。
残された笠が、道行く人たちを見下ろしているようにも見えます。
随分高いところからですが、あたたかい視線を感じるような、
優しげな雰囲気がありますね。
両手の段差のバランスも、デザイン的に素晴らしいと思います。

両手ともに錆びによる腐食が進んでいますが、
右の看板には、よく見ると「○○小鳥店」と書いてあります。
最近はあまり見かけませんが、ぼくが子供の頃にも、
町の商店街には、決まって小鳥を専門に扱う店があり、
店の前を通ると、鳥のエサの匂いがしたことや、ついでに扱っていた
金魚が、水槽の浮き草の間から見えるのを、
よく眺めていたことなどを、鮮明に思い出します。
ちょっとノスタルジーを誘うような、イイ・オブジェです。

<オブジェ展示場所・東京都>





















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イイ:オブジェ:シリーズ:其の18

<拡大>

所用で市役所に行きました。ちょうど昼時。お腹が空いてきたので、昼食を地階の食堂で済ませたのですが、そこでまたあいつに出会ってしまいました。蝋で出来ているアイスが......溶けてます。
家族で楽しく食事に来たとします。子供は「ぼくアイスと焼そば!」と無邪気に注文。両親は親子丼か何かを頼み、食事が運ばれるのを昼のドラマでも見ながら待つ家族。「ぼくのアイスまだかなあ。」とはしゃぐ子供。なだめる両親。実に微笑ましい光景です。そうすると、これがそのまま出てくるのです。あぁ....あまり考えたくない悲しいシーンです。いくら100円でもそれは酷すぎる。妙にすました器に乗っている所もまた悲しみを誘います。これは極めて悲しいオブジェです。ああ悲しい。でも、そんなイイオブジェだってあります。

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イイ:オブジェ:シリーズ:其の17

素敵なオブジェを見つけたので、思わずパチリ。表の看板は割れてしまって、蛍光灯がむき出しになっています。そして光に透かされた裏の絵。
 以前、実家にあった古い二眼レフカメラを貰ってきました。壊れていて写す事はできませんでしたが、上からファインダーを覗いた景色が新鮮で、帰りの電車の窓から見える景色をずっと見ていました。反転した絵と、十字にぶら下がった蛍光灯が不思議なバランスで成り立っており、二眼レフカメラのファインダーを通した景色を見ている様です。なんの意図も感じないこういった作品には、紅葉の山を眺めている時のような、圧倒的な美しさがあります。(富山県:高岡市)
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イイ:オブジェ:シリーズ:其の16

車での移動中に立ち寄ったガソリンスタンドの裏にあいつが佇んでいました。昔の給油タンクでしょうか?グッド・デザインです。一目惚れしました。頭(?)の所に指を当てて何やら考え事でもしているようですね。お腹の白丸が実にチャーミングです。昔はこれでキコキコ給油してたんでしょう。良い時代です。今の電子制御された機械は、すべてを便利さの中に閉じ込めてしまい、中で何が起こっているのかさっぱりわからず、ちっとも愛情が湧きませんが、心の動きが読める様なこういった人間臭い機械は、可愛くていつまでも一緒に働きたくなりそうです。(岐阜県)
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イイ:オブジェ:シリーズ:其の14
またもや、読者投稿です。すっかり人気コーナーのイイオブジェシリーズ。さっそくお手紙を拝見してみましょう。ペンネーム「雷総合研究所・所長」さんです。どうもありが......おやおや?よく見たら僕の実兄でした。いつの間にオブジェ愛好家になったのでしょう?嬉しいですね。



(コメント)
すごいよ、オーストラリアのレンタカーだけど
ギリギリに停めてるのかと思いきや、全部
ぶつけて停めてる。
オーストラリアの国民性がここに全て現れてるような
素晴らしい風景です。

おぉ!凄い。豪快な兄らしい、豪快なイイオブジェですね。これだけ並ぶとさすがに壮観です。それにしても大雑把なのか几帳面なのか、よく分からない車の停めかたですね。新車でもこうやって停めるんでしょうか?オーストラリアに「キズ物特価」とかいう言葉は存在しないのでしょう。小さなキズを咎めても、「坊や、車のキズは男の勲章さ。そんなことよりチーズバーガーとビールで乾杯だ、HAHAHA!」とか言われそうです。投稿どうもありがとう。
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イイ:オブジェ:シリーズ:其の13
読者投稿です。ペンネーム「フルチン」さんより。
では、さっそくお手紙を拝見してみましょう。

「廃線もの」
こんにちは、私は仕事柄辺境の森の中を歩いたり
することが多いのですが、ときどき廃屋や廃線に
出会うことがあります。
今回お送りしたのはとある30年ほど前まで路線が
存在していた山奥でみつけたオブジェ達です。
いいオブジェとは町に存在することもあれば
いつやってくるとも解らないオブジェ愛好家のために
いまだひっそりと山奥で息を殺しているオブジェも
いるのかもしれませんね。

(以下、コメント植村)

廃線になった線路を行くと.....。

何かが見えてきました。

そこには自然に飲み込まれたオブジェが!....もと駅のあった場所?

謎のオブジェも!

フルチンさん、ありがとうざいます。
お仕事とはいえ、こんな素敵な場所に行けるなんて羨ましいです。アメリカ合衆国の映画、「スタンド・バイ・ミー」を彷佛とさせるシュチュエーションですね。いつも都会の喧噪の中ばかりに焦点を向けていたので、ハッと目が覚める思いでした。イイオブジェを愛する者として、常に広い視野を持っていたいものです。茂みの中へ続く線路。本当に映画のワンシーンの様で、なんとも胸ときめくオブジェ達です。
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イイ:オブジェ:シリーズ:其の12

 小さな町の公会堂。その軒下に、イイあいつが佇んでいました。壊れた椅子を見て、それを利用してベンチを作ろうと思った、作者の揺るぎない発想に、力強さを感じます。
 発想は力強いですが、竹を造作に取り入れる事で、日本的な情緒が漂い、実に繊細な作品に仕上がっており、座ってしまうのが勿体ないような気さえしてきます。落ち葉が散らつく初秋にピッタリの、素敵なあいつを見つけてしまいました。
 田舎町の公会堂は、たまに地元の寄り合いや、お祭りの酒宴などに利用されていますが、普段はひっそり静まりかえっていて寂しげです。旅行中に、バスを降りた場所で「某公会堂」という墨で書かれた大きな書体が目に入ると、つい覗いてみたくなります。そこには、まるで人々の影だけが取り残されたような、暗く寂しげで、けれど何故か心惹かれる風景があります。(埼玉県:秩父)
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イイ:オブジェ:シリーズ?其の11


とあるオブジェ愛好家の方から、写真を送って頂きました。お話に寄ると...「今日、庭の手入れをしようと思って草むしりなどしていたら、土が一カ所盛り上がっていたので掘ってみました。そうしたら・・・写真のブツが出てきたよ(中略)土が盛り上がっていたのは、柄の部分が腐って土になっていたからなのでした。何だかいい物を見つけたような気分でした(イイ、オブジェ?)」....とのこと。いやあ、素晴らしい錆具合です。これは、イイオブジェでしょう。自信をもっていいと思います。出会いも、ほのぼのとしていて実に素敵です。ふとした場所から、イイ彼奴はやって来るものです。左は太い鉄線を切断するのに使う道具の様ですね(名称が分かりませんが)。片足のズックが脱げてしまっているようで、悲しみが滲み出ていますね。もう片方は、植木用の刈り込み鋏でしょうか?そういえば、恐怖漫画で有名な、楳図かずお氏の「神の左手悪魔の右手」という作品でも、錆びた鋏が恐怖感を煽る演出として効果的に使われていました。錆が出ているオブジェには、様々な想像力を掻立てる何かがある様に思います。ある一方では、道具としての機能が失われ、捨てられてしまった鋏が、イイオブジェとして再び光を浴びる。感動的な瞬間です。
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イイ:オブジェ:シリーズ:其の10

またもや、読者投稿です。嬉しいですね。えーと、なになに....「スクリューを飼っている家。軒先に幾つかスクリューが繋がれていました。きっと人なれしていなくて何回も人に噛みついたお仕置きなのでしょうか」とのこと。あれ?またも友達です。Fさんです。Fさん、お久しぶりです。奥さんはお元気ですか?誰にも理解されないだろう、と思ってはじめたこのシリーズも、反響があると嬉しいですね。さて、肝心のオブジェですが、これは凄いですね。鎖に繋がれた4枚(数え方が分かりませんが)のスクリュー。スクリューから盆栽への流れを作っているあたり、構成が素晴らしい作品ですね。スクリューの足(?)が、隣と重ねてあって、仲の良いタコにも見えます。盆栽が、台に乗せられて、なんだか一番偉そうです。家の人は、このオブジェを大事にしてるんでしょう。そんな気持が伝わってきます。写真も美しいですね。いいなあ。僕も、美しくオブジェを残せる様に、写真の腕を磨くべきだと思いました。どうもありがとう。(新潟県:佐渡)
| イイ:オブジェ:シリーズ | comments(4) |
いいオブジェシリーズ其の9

イイオブジェシリーズ初、読者からの投稿です。札幌市在住のYさんからのイイオブジェ。手紙を読むと、えーと...「写真は、全てドアの小屋です。ちょっと植村流のイイ・オブジェとは違う気もしますが一応送ります」とあります。あれ?なんだ、友達ですね。Yさんです。御無沙汰してます。素敵なオブジェをありがとう。それにしても、これは凄いですね。アパートでしょうか?日本の住宅事情も、ここまで深刻とは思いませんでした。扉が全て開いて、各々の部屋から人がいっぺんに出てきたら、と想像すると...怖いですね。エビスさんの初期のマンガのようです。でも、その方がイイです。これは人が住んでこそ完成するオブジェだと、僕には思えます。ぼくもちょっと住んでみたいですね。家賃も安そう。風呂なし台所なしペット不可敷1礼0で、八千五百円ぐらいでしょうか?(北海道:函館)
| イイ:オブジェ:シリーズ | comments(5) |












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